疲労回復効果

コエンザイムQ10の原料

コエンザイムQ10は、煙草の葉から抽出したコエンザイムQ3を化学合成してQ10を作り出すという方法で、1967年に日本製粉(現在の日清ファルマ)によって誕生しました。
この製造方法では化学合成を行うことから、合成法と呼ばれています。
日清ファルマに続いて鐘ヶ淵化学工業(現在のカネカ)と旭化成は、天然の酵母と細菌を使って抽出するという方法で、完全な天然物由来のコエンザイムQ10の抽出に成功しました。
このコエンザイムQ10の製造方法は発酵法と呼ばれ、純度の高いコエンザイムの抽出に成功したのです。
現在、医薬品や化粧品に配合されているコエンザイムQ10の多くは、テンサイ・サトウキビ・トウモロコシなどの自然の原材料を使用した発酵法によって製造されています。

コエンザイムQ10の製品は世界中の多くの企業で製造されていますが、コエンザイムQ10の原料製造・供給をしているのは「日清ファルマ」「カネカ」「旭化成ファーマ」「協和発酵工業」「三菱ガス化学」の日本企業の5社だけで、世界シェアの100%を占めています。
コエンザイムQ10は食品にはわずかな量しか含まれていないことから、サプリメントなどで補う必要があります。
現在市販されているコエンザイムQ10のサプリメントにはコエンザイムQ10のほかにβカロチン、ビタミン群、葉酸などが含まれていたり、合成法による原料が使用されていたりするものもあるようです。

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